Coding/Adaptation
車に搭載されているコントローラー(コンピューター)は、その車の仕様(ハンドル位置、使用國、エンジンの種類など)に合わせて様々な設定ができるように作られています。これに用いられるのが、2進法、10進法、16進法などで表される「code(数字、記号)」です。この「code」を変更して、本来の設定に変更を加えることを「Coding(コーディング)」と呼んでいます。
よく知られているコーディングとしては、DRL=Daytime Running Light(デイライト)や、ニードルスイープ、レインライトセンサーの設定などがあります。
Adaptation(アダプテーション)とは、本来「適合=環境に適した状態にする」という意味の言葉ですが、自動車診断システム用語としては、「(Codingよりも)さらに詳細な設定」というような意味で用いられます。最新車種(MQBモデルなど)では、これまでコーディングで変更していた内容が、アダプテーションチャンネルから設定するようになりました。
コーディング作業 1項目につき | 本体価格(税込) | 2,500円 | |
適合車種 | フォルクスワーゲン / アウディ全車 |
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設定可能項目については、車両情報(モデル、年式、グレード)と合わせてお問い合わせください | |||
VIM : Video In Motion(TVキャンセル)
VW Discover Pro、Audi MMI2G/3G/3GPlus などの純正ナビゲーションシステムは、CAN busシステムを通じて他の車載コントローラーと一つの通信ネットワークを形成しています。(それ以前の純正ナビや社外ナビなどは、それ自体が独立して機能している「Stand-alone(スタンドアロン)」タイプです。)そのため、これらのナビゲーションシステムはVCDSなどの診断ツールを用いて設定を変更することが可能となっています。
TV画像は、本来、車速が15km/hになるとシャットダウンされる設定になっていますが、このTV視聴可能速度域をを設定しなおして、何km/hで走行していてもTVが見られるようにすることを、VIM=Video
In Motion(走行中のTV映像)と呼んでいます。